2010年09月04日
РДー54
こんにちは、Rustamです、今回ロシア軍空挺リュックのご紹介です。 РДー54は”Рюкзак Дeсантника”(降下兵用リュック)の頭文字を取った略称で、兵隊さんの間ではРДШКА(エルデーシカ)と愛称で呼ばれております。これは、落下傘兵が敵後方への降下作戦に必要最低限の装備を携帯する為に開発されたとの事です。そして戦時の降下時、降下後に便利な設計になっています。以前はコットン製でしたが、2000年過ぎ頃からナイロン製フローラカモタイプが現れてきました。今現在、両方使われているようです。内部はこんな感じです。容量は約30リッターです。余分な機能は一切無く、西側の軍隊には見られない無骨な作りがロシアンテイストをかもし出しております。スコップケースもセットになっております。ショルダーとマグポーチ、グレネードポーチが一体式になっていて、特殊部隊の兵士の中にはポーチを切り離して使っている人もいます。(何かもったいない)収納できるマガジンが2本のみなのでライフル兵はベルトに通常のマグポーチも着けて使用してます。デザイン自体は1950年代から変わっておらず、現代の戦術からすれば容量が少ないとの意見も一部にあるようですが、まだまだ現役バリバリでがんばっております!ロシアのサバイバルゲーマーの間でも非常に人気のあるアイテムです。それでは!